念珠について

念珠とは

念珠（ねんじゅ）は、数珠（じゅず）とも呼ばれ、仏様と心を通わせるための大切な法具です。

単なるアクセサリーではなく、持つ人の「お守り」であり、ご先祖様や大切な人への祈りを繋ぐ役割も持っています。

翔龍念珠堂では、その大切な法具を、永くご愛用いただける「一生物」として、職人が丹精込めて仕立てております。

念珠の珠の数は、人間の持つ煩悩の数である108個が基本とされています。

これは、お釈迦様が「108個の無患子（むくろじ）の実を繋ぎ、念仏を唱えれば煩悩が消え去る」と説いたことに由来すると言われています。

念珠の輪は、仏様と私たちが繋がっていること、そして私たちの心が円く素直になることを表しています。

念珠には、大きく分けて「本式念珠」と「略式念珠」の2種類があります。

各宗派の教えに基づいた正式な形の念珠です。珠の数（108個が基本）や構成、持ち方に宗派ごとの決まりがあります。

ご自身の宗派が明確な方や、より本格的な念珠をお求めの方におすすめしております。

翔龍念珠堂では、各宗派の本式念珠の制作・オーダーメイドも承っております。

宗派を問わず、どなたでもお使いいただける念珠です。本式念珠を簡略化したもので「片手念珠」とも呼ばれます。

珠の数は108個の半分の54個、4分の1の27個など、持ちやすいように様々です。

「男性用」「女性用」として販売されているものの多くは、この略式念珠にあたります。

初めて念珠を持たれる方は、まずは宗派を問わない「略式念珠」からお選びいただくのがよいでしょう。

素材には、古来より力があるとされる天然石や、温かみのある天然木が用いられます。それぞれの石や木が持つ意味合いでお選びいただくのも一つですが、何よりもご自身が「しっくりくる」「心が落ち着く」と感じるものをお選びいただくことが大切です。

直感を信じ、永く大切にしたいと思える一連との出会いを、私たちがお手伝いいたします。

天然石や天然木を自由にお選びいただき、
世界にひとつだけの特別な一本をお作りいたします。