心の拠り所となる、
一生のお守り
数珠は、仏様と心を通わせるためのかけがえのない道具です。それと同時に、手にする方がご自身の心と深く向き合い、祈りを深めるための、生涯にわたる「お守り」でもあります。
素材が持つ温かな感触、心安らぐ色、奥ゆかしい光沢。そのすべてが、持ち主の心をそっと包み込み、支えとなる「心の処方箋」となることを願って、私たちは一珠一珠に想いを込めております。
厳選された「珠」に、
命を吹き込む
数珠の命である「珠」は、古来より人々を魅了してきた天然石や天然木から、選び抜かれます。私たちは、一つとして同じものがない素材の「質」と「個性」に静かに耳を傾け、伝統の技法に女性職人ならではの細やかな感性と心配りを添えて、一本の数珠に命を吹き込んでまいります。
人は、一生のうちに何本も数珠を求めるものではございません。生涯を共にするお守りだからこそ、その要である珠には、選び得る限り最高位の品格を宿すものだけを用いております。珠と珠が触れ合う柔らかな感触を生むためのひと手間や、糸が通る穴の奥まで滑らかに磨き上げる丁寧な手仕事。目には見えない部分にこそ、私たちの誇りが宿ります。
職人「珠翠」による、
一貫したお仕立て
京念珠の多くは、珠を通し、軸を編み、房を付ける工程を、それぞれ専門の職人が行う「分業制」で仕立てられます。しかし当店では、そのほぼ全てを数珠職人「珠翠（しゅすい）」が、一貫してお仕立ていたします。
お顔の見えない持ち主様に想いを馳せ、その方の性別や年齢、どのような場面でこの数珠を手にされるのかを心に描きながら、珠を選び、糸を紡いでいく。一本の数珠に、持ち主の幸せを願う祈りの物語を込めて、お届けいたします。
あなただけの数珠を
お仕立ていたします
お好みの素材や房の色を自由にお選びいただき、
世界にひとつだけの特別な一本をお作りいたします。